日舞のお稽古って?
こんにちは!踊り大好き、小粋な舞踊家香代乃姐さんです。皆さんお元気ですかい?
姐さんは元気かというと...
実は2日前に右の奥歯を3本抜きまして......
約3時間の処置で、その後も当日は何も食べれず、顔は殴られたボクサーみたいだし......
お酒も一週間お預けですよ🍺 とほほ😩😩😩
昔歯根の治療をしたんですが、どうやらその処置がうまくなかったらしく、感染してしまってたんですね。皆さんもどうか歯はお大事に!
さてさて、お教室の方はといいますと、お陰様で順調にスタートしまして、生徒さんもなんと3名に増えました!
香港人のアーティスト、オーストラリア人の舞台女優さん、そして美魔女日本女性の3名の生徒さん達です。
なんと香港人とオーストラリア人の生徒さんは、日本舞踊が好きで、以前京都の若柳弥生先生のお教室に3週間の特別稽古を受けたそうで、香代乃の会もインターネットで日本語で検索して見つけてくれたんですって!
お稽古も真剣ですよ〜 教える方も汗だくでやっております💦
いつか色々な国の生徒さん達が一緒に舞台に立つ日を目指して💃
姐さんはガンバルンバ!!(歳がバレますな)
皆さん日本舞踊のお教室って、まずはじめにどんなことをすると思いますか?
まずは、浴衣の着付け(稽古は浴衣で行います)、ご挨拶、立ち座り、歩き方、お扇子の使い方から始めます
はっきり言って簡単ではありません
椅子の生活に慣れた現代人にとっては、姿勢を正したまま腰を落として床に座るそして立つという動作がまずできないんですね
歩き方も然り。靴に慣れているために親指が反ってしまうのです
普段の生活でも丹田に意識を持ち、親指を靴に押し付けるようにして歩くようにするなどの訓練が肝要なんですよ〜
さて、一通りの基礎動作の練習の後は、踊りの稽古に入りますが
まずは端唄小唄といった短い曲で練習します🎶
振りには基本的な所作が組み込まれていて、これを繰り返し練習することで体にいわゆる踊りの「型」を覚えさせていきます
若柳流のお教室で一番初めに習うのは「端唄 梅にも春」
昔の日本人は季節の移り変わりを愛で、春の訪れをこういった端唄にのせて楽しんだんですね〜 ちょいと歌詞を見てみましょうか
「端唄 梅にも春」
梅にも春の色そえて
若水汲みか 車井戸
音もせわしき 鳥追いや
朝日にしげき 人影を
若しやと思う 恋の欲
遠音(とおね)神楽や
数とりの待つ辻占(つじうら)や
鼠鳴き 逢うてうれしき 酒(ささ)機嫌
こい茶が出来たら上がりゃんせ
(ササもっといで)
現代の我々にはあまり馴染みのない言い回しがいくつか出てきますね。
例えば、若水汲み、鳥追い、数とりそして鼠鳴き…
若水とは、お正月に初めて井戸から汲む神聖な水
祝い芸の鳥追い、数とりという占い
そして鼠鳴きというのは、大好きな彼が家の近くに着いた時の合図「チューチュー」という鼠の鳴きまねなんですって〜❗️🐭🐭🐭
昔はあまり大っぴらには出入りできなかったんでしょうか、今のように玄関のベルを鳴らすのではなく、裏口あたりで「チューチュー」
可愛いじゃありませんか〜😁
お稽古の時にもこんなお話をするんですが、みんな大喜び!
「それならこっちは〜💕」
と思い立ち、ジョン様にお家帰ってきた時にはこれをやってとお願いしたら…
思い切り無視されました💔
めげないぞ〜😝
姐さんはこの曲を踊るたびに昔のお正月の晴れ晴れしく賑やかな様子や、彼が来た時の鳴きまねなんかの情景が浮かんでとても楽しい気分になります
ご一緒にいかが?
ガンバルンバ!!
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